「情報との距離感」や「付き合い方」は、運用において非常に重要なテーマだと感じています。情報が多いこと、知識があること、それ自体は決して悪いことではありません。しかし、だからといって運用がうまくいくとは限らないのが現実です。情報過多の時代においては、自分では気づかないうちに、知識がある人の意見や声の大きい情報に流されてしまうことがあります。「正しそうに見える意見」が増えるほど、判断はむしろ難しくなっていきます。
情報の断捨離という選択肢
運用には「自己責任」という言葉があります。これは冷たい言葉ではなく、最終的に自分が納得できる判断の積み重ねこそが、成果につながるという意味だと考えています。もし、運用に行き詰まっている、迷いが多くなっている、判断に自信が持てなくなっている、このように感じたときは、情報を増やすのではなく、減らすという選択肢もあります。いわば「情報の断捨離」です。
ウォッチする銘柄数にも同じことが言える
これは、ウォッチしている銘柄数についても同じことが言えます。多くの銘柄を見ているからといって、成果につながるわけではありません。むしろ、情報と判断が分散し、迷いが増えることも少なくありません。運用において大切なのは、情報を広げることではなく、絞ること。そして、自分が納得できる判断を積み重ねていくことです。情報との距離感を見直すことは、運用そのものを見直すことにつながるのかもしれません。
